プロポーズ
先日、約2年付き合った彼氏からプロポーズをされた。
嬉しかった。
でも、思い描いていた嬉しいとは違った。
自分の気持ちについていけなくて、戸惑った。焦った。
プロポーズをされたら、泣いて喜んで、『世界一HAPPYな女の子』になれると思っていた。なれなかった。
その日のために計画して、ホテルを予約して、プレゼントや花束や手紙を用意して、緊張しながらも自分の気持ちを伝えてくれた彼に申し訳なかった。
約1年前に同じシチュエーションになっていたら、すべてが違っていたと思う。人生はタイミングだ。
いまの私は、結婚を望んでいない。
それなのにプロポーズに対する返事は「はい」だった。断れなかった。
断ると彼に申し訳ないと思ったが、結果的に期待だけさせている今の状況が一番申し訳ないことには気がついている。